2008年10月3日金曜日

食品業界は国産品を原料にしていないのか? (加工品の原料の原産地表示の必要性。)


老舗果物店【中央班】、浦の内【田条園】を訪問して、日本一の【ポンカン】圃場を視察。

 三笠フーズの波紋は広がるばかりです。しかしその中で日本の農業にとって考えさせられることが浮かび上がってきています。
 日本を代表する食品企業の原料の、中国への依存度の高さです。
ひとたび原料に問題があれば、その波紋は大きく日本の農業にも波紋が広がります。
 外国の農産物などを原料として日本で販売をする。
しかしそれによって日本の零細農家は立ち行かなくなって壊滅的な打撃を受ける。
 企業にとっては、利益追求をすることは使命ですが、社会の中で存続するため、社会的な使命は近年、企業とって最も重要なことになってきているはずです。
 外国での支援や、植林、企業ボランティアなどを、大きく宣伝している企業がありますが。日本の農家や農村の支援はなぜしないのか?
 餃子や、お米、ミルクや生姜のことを考えると、単なるイメージを上げる隠れ蓑や、利益のための企業戦略のように思われてきます。
 我々消費者は賢くなり、スイスのように国産品が高くても買うようにする、国産品の消費は回りまわって自分達の利益となります。大量生産品で安くて簡単というものには、それなりの問題があることを知るべきです。
食品企業には原材料の原産地表示を強く求めるべきです。今度の選挙で変わるように強く求めましょう。

 日本の農家や消費者が潤わないと、日本は元気にならない。
企業にとっても長い目で見たとき、だんだん買い細りと、問題が起きればそこで終りなってしまいます。
 ある企業の幹部が、「今、中●産を使ってると、企業そのものが疑われかねない・・・】とお話になっていました。
 今年は生姜は豊作ですが、国産生姜の奪い合いです。それだけ消費者は国産を求めているということです。

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