2008年12月26日金曜日

中国の宇宙育種、トマト【太空番茄十号】

トマト【太空番茄十号】
 中国は1987年から宇宙生命科学実験が17回実施されている、神舟宇宙船や人工衛星を使用を主とし、衛星の宇宙実験施設で種子植物繁殖することです。 中国の"宇宙育種"は、世界をリードするレベルにある。

 宇宙育種のさまざまな要因には、弱い磁場の空間、宇宙船の空間において宇宙線や微小重力で種子作物の遺伝子に、有益な変化を実現することです。
 トマトに限らず、宇宙で種子を育成したものを宇宙育種と呼んでいます。宇宙育種には、宇宙特有の超真空・低重力などの環境により、一種の突然変異が引き起こされます。その結果、地上で育てられたものよりも大きく、品質、栄養価にも優れたものになるのです。さらに寒さや虫害、ウイルスに対する抵抗力も強くなっていることが研究により明らかになっています。問題になっている遺伝子操作とは異なり、人間に対する悪影響はないとのこと。地球地面での繁殖サイクルより短縮と効率よく改善するため、育種では地球で新品種の繁殖地を作るよりも効率がよい。

 地球に戻った種子は選抜過程は少なくとも3-5年の安定性試験栽培のスクリーニング、多くの選択経験豊富な専門家が、試験栽培、繁殖試験を経て、有望品種の系統選抜の、さらに安定化に少なくとも2 〜 3年試験栽培し、中国の国や地方、閣僚レベルの委員会で承認した品種、中国の宇宙育種では、これまで20以上の作物の新品種が発表されています。

 トマトの新品種の育種のために、中国の宇宙育種のトマト【太空番茄十号】を親にして、新品種の育種を進めています。
【太空番茄十号】
特徴:早熟、多産、風味良し、保存・運送に優れ、狭いところでも植えることができ、耐寒性に優れ、カロチンが普通のトマトの3倍、ニンジンの10倍である。1ムー当たり6,000キロ以上の生産が可能である。栄養値がとても高く、美容・ダイエットに効果がある。生育旺盛、 果重350グラム、非常に高い収量、果形ほぼラウンド、ピンク、甘酸っぱい味がおいしい、厚肉、果物の実割れ変形少し、葉のカビ、細菌、青枯れなどのウイルス病に高抵抗。 高低温度と低光と露地で栽培することができます。

【NASAの宇宙トマト、平塚農業高校で栽培試験】
“宇宙トマトの研究” が県立平塚農業高等学校園芸科学研究班によって行われている。  1984年、スペースシャトル・チャレンジャー号に積まれて地球を飛び立ち、宇宙空間に6年間滞在したトマトの種子2袋(各袋40粒程度)と、比較のために地球上で同期間保存されていた種子1袋。これらが、NASA(アメリカ国立航空宇宙局)での20年近い保管を経て、昨年JAXA(宇宙航空研究開発機構)を通じ同校へ。
しかし、このトマトはケチャップなどの加工用ですから、味は・・・です。
http://blogs.yomiuri.co.jp/shashun/2008/07/post_61d5.html
http://surc.isas.jaxa.jp/Space_Agriculture/Archive/SpaceAgri_38.html#Anchor-35882

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