2008年11月11日火曜日

尾崎高知県知事直轄の高知県産業振興計画(知事講和より)

高知県の一人当りの県民所得は、全国46位、全国平均の7割です。
製造品出荷額・全国46位 5,498億円
しかし全国45位の島根県が、1兆1,117億円で島根県の半分しかありません。
 食料品の県際収支は、徳島県、香川県、愛媛県は黒字ですが、高知県は赤字です。その赤字額は1千億円、徳島県は1千億円の黒字ですから高知県と徳島県と2千億円の差かつていいますから、四国4県の中では大きく低迷しています。
 同じように農産物の出荷額に比べて、食料品の製品出荷額等は、高知県は極端に低い、食料品の製品出荷額等/農産物の出荷額=0.7(全国平均、2.5)
極端に低い食料品の製品出荷額等は46位であります。
 しかし高知県は大きな可能性を持っていることも確かです。
◎ 【地元ならではの美味しい食べ物が多かった】旅行雑誌「じゃらん」調査。
2007年:1位 高知県、 2008年:2高知県、
カニなどの食材が豊かな北海道を含めてのこのランクは、大きなポテンシャルをもっていると思います。
高知県が経済指標46位の構造的な問題点。
1次産業:農業産出額(1ha当たり)全国5位、漁業生産額(内水面、養殖を除く)全国10位、林業:全国10位、
 しかし、農業産出額は、1ha当たりの収量は全国5位ですが、農業産出額全体では全国32位です。茨城県は第4位、千葉県は3位ですから農業も都会に近いほど消費が伸びています。今までと時代が違います。
 高知県内は高齢化が進み、どんどんお金を使う人が減ってきて、若者がどんどん流入している都会は消費が伸びてきているのです。
首都圏のアンテナショップでのレジを通った購買客数:高知県:約11万人、
香川県・愛媛県:約46万人、北海道:約206万人、沖縄県:約234万人、
高知県は今まで1次産業を食品加工という分野に結びつけることを、まったくといってしなかったということです。(尾崎高知県知事講和より)
【高知県知事のページ】
高知県は2008年11月に尾崎知事直轄で【高知県産業振興計画(受田博之委員長)】をまとめて取り組みを始めました。受田博之委員長(高知大学農学部、副学長)土佐FBCは31名、高知県産業振興計画の中核人材養成をしています。

0 件のコメント: